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肢体不自由児施設 精陽学園を訪ねて
園長 市川進治先生

Q.精陽学園はどんな場所ですか?
 肢体不自由児のための養護施設です。家庭で生活をすることが困難な子どもたちが、ここから学校に通ったり、療育指導を受けたりしながら生活しています。ここには神奈川県全域から子どもたちが集まってきています。


Q.子どもと接する上で大事にしていることは何ですか?
 ありのままの子どもの気持ちを受け止めるということです。自分の気持ちを素直に表現することが苦手な子もたくさんいるため、「ここは聞いてあげよう」という気持ちでしっかり耳を傾けるようにしています。さりげない仕草を見逃さないことも大事ですね。その子が育ってきた家庭環境のことも踏まえながら接しています。


Q.苦労する点はありますか?
 学校や病院への送迎に人手がいることですね。車での送迎はもちろんのこと、歩いて通うのにも職員の付き添いが必要な子もいます。また、病院へは毎日通院していますし、小さな子もたくさんいるので、風邪などで急に病院へ連れていくことも多い。結果的に、毎日、三人くらいの職員が送迎しています。


Q.「おぎゃー献金」への思いを聞かせてください。
 精陽学園では、「おぎゃー献金」で改修工事を行い、部屋の数を増やしたことで、定員とは別に短期入所者を新たに二名受け入れられるようになりました。また、医務室も広くし、治療、診察がしやすくなり、大変有り難いです。もっと多くの人に「おぎゃー献金」を知っていただき、子どもたちの支援の輪が広がればいいなと思います。



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