この子らを救わん 愛の「おぎゃー献金」物語
く第 2 章> ともされた谷間の光 当然のことです。 用いられていました 現在とちがい"障害児“ という意識が一般に浸透して ともあれ、こうした結果として世 明るい希望の光を与え、将来に意欲を れわれ産婦人科医とその関係者に っての んで先頭に立ち、同僚の医師や先輩諸兄の協力 救う道はない I . 」というのが 、 いろいろ考えたあげくの、私の結論でした。 特にこのとき 、 まったくラッキ ー だったのは 、私 が属する日本母性保護医協会(略して日母)鹿児 島県支部総会、並びに日本産科婦人科学会の地方部会が、鹿 とです。そこで私の結論を問 、問題提起をするにはこれが絶 . と決意しました。 しかし、ただ単に"障害児救済 I I のみを叫んだところで、即座に反応が出、理解を得るのは、これ までのいきさつをみるとどうにもおぼつかないのでは・:・:とも 障害児に対する予備知識をたっぶりと会員の諸先生方に得ていただくことが ついたの す。 69
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