この子らを救わん 愛の「おぎゃー献金」物語
く第 5 穿> 福祉を考え る し た 。 らえなくなり、中 I I 医療 I I なのか、全くわからな 。 その点 、私たち はまだ幸せといわねばなり りますまい。医師と患者双方から の出したお金からみる 想像もできな れ、立派に目的を果たしています。 そうした直接的な効果とは別にあげなければな く 社会全般に隣人愛、人問愛を浸透 世の中にあって、 させてきたことでしょう。とかく自分さえよければ 、という砂漠 のようなとげとげしさばかり目立つ 一人この運動だけは、人間の持つやさしい心の原点を多 先にご紹介した新聞報道やお便りにみるとおり、名も い人から ろな人生の重みを感じつつも、直接関係のない人々へ託された善意 今さらのように垣間見せてくれることばかりです。 「人はみな善なり」の言葉がそのまま素直 に受け 入れられることがたくさんありました 。そして従 来、福祉問題に無関心であったお役所や世間の人の意識を変えたのも、この運動 193 双方が気持を 一にして‘―つの運動に力を 合わせている ー ~これほど素晴らしく、また貴いも の はあ
RkJQdWJsaXNoZXIy NDU4ODgz