この子らを救わん 愛の「おぎゃー献金」物語
く第 5 j,T> 福祉を考える ときどきおこりのよ じろじろと見世物を見る 。 中には小さい我が子に向 00 ちゃん、 悪いことをするとああいうふ 毒な障害児に向かって石を投げつ これはいずれも彼らを「人」と見てい 。 自分たちの仲間とは認めた くないという行動であることは明らかで 、 そして差別という認識は子どもの頃 には誰にも存在しないものなのです。たとえ と(北欧などの幼稚園 、 学校にある。日本にも一部あり)彼ら同士は何の 動します。 これはなぜなのか?そ に I I 差別 I I という意識がま ったく存在しないからです。 ところが小学校に入るようになり、中学、 高校と進むにつれ 子どもは周囲の大人と同様の差別観を 抱きはじめ 、 似たような行動を起こすようになるのです。これは要するに 、 彼らにとっても身近な大 人である親が、子どもに I I 差別“を植えつけた結果なのです。 こうした誤 った教育が 正されない限り、いつの時代 なっても障害者差別はなくな ないでしょ 「あなたは人を 差 別しますか?」と聞かれて「はい」という人はめったにいません 。誰 しもそれがよ くないことであり、してはならないことであることをよく承知しているからです。 179
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