この子らを救わん 愛の「おぎゃー献金」物語
く第 4 京> 応害児問題を考える これとは逆に、生まれた のような赤ちゃんが 、「 蝶よ花よ 」と育まれて いる間に、身体や脳 の機能に障害が重複して起こ のこと、社会的にも大きな問題 もしできるなら、このような の異常児や障害児を 未然に防ぎ得たならば、という願い また全人類に共通であろうと思います。 発生予防の一言 尽きると断言できます。今 黎 明期にある生まれる前の医学の助けにすがる はありません。それは出生前の診断です。 まず羊水の中での 「 ベビースウィソグ 」 の像を頭に描いてみてください 。こ の羊水こそは 、子宮腔 を拡大し、胎児 の 自由な運動のための空間をこしらえ、またクッション的役 を防いだり、あるいは急激な外界 温度差を避けるなど、胎児 のできな 生活環境の役割を果 たしています 。ま たこの羊水は胎児の尿の排泄 や組織から分泌され る 液体 たまり場でもあります。 一方母体 側とは胎盤及び謄によ って胎児と母体とを連絡する役目を果たしていますので、母親の血 液循環による物質の一部も 、この羊水中に分泌さ れる ことになります。このような胎児の生活環境を 想像しますと、羊水の役割にもっと深刻なものがあるように考えられます。 思いま 169
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