この子らを救わん　愛の「おぎゃー献金」物語

真実のヒューマンリレーション 一家六人家族のうち、三人の姉妹が脳性麻痺による重症心身障害児という悲劇ー。どうしたらこ の家族を幸せにすることができるだろうかということに端を発し 、世 の人々の愛情と理解のもとに 『おぎゃー献金』が日本母性保護医協会を中心にして、全国的に展開されていることは今までに述べ た通りです。 その足跡には、多少の紆余曲折はありましたが、今日まで順調な経過をたどってきました。最初に 投じた小石は、小さな波紋を描きました 、その波は万波を呼び、全国津々浦々に打ち寄せました。 そしてその波は世論を形成し、マスコミを揺り動かしました 。 しかもこれに対する関心は、医療を担 う方々よりも、むしろ l 般社会の人々に大きく強く支えられたようです。 由問題解決への曙光 138