この子らを救わん 愛の「おぎゃー献金」物語

超未熟児を育てられたうれしさ 今年の三月末に女児を生んだ新米ママの一人です。出産といっても八か月の早産で 、 一、三七 0 グ ラムという超未熟児でございました 。 出産後、医師から育つかどうか保証でぎないと 言 われ、直ちに 保育器へ入れられました。 自分の子とはいえ、一度 も 対面は許されず毎日病院へお乳をしぼりに行くこと一か月、わが子と初 めて 、 ガラス越しに対面したとぎの何とも言えない気持ち 。 あとから丈夫な赤ち ゃ んを出 産さ れ、 『おぎゃー献金』をして退院なさるお母さんを見てはうらやましく思いました。いつの日か赤ち ゃ ん を抱いて帰れる日が来るだろ かと神に祈るばかりでした。 五三日間保育器に入れられて、オイルやけして全身真っ黒になりましたが、七二日目によう やく 二 、 五 00 グラムに達しおかげさまで無事退院することができました。その後、一 00 日で 三 、七 00 グ ラムになることができました。娘が奇形もなく、無事に育つことができましたのも、病院の先生方、 看護婦さん方のおかげさまだと思っております。 この私たち夫婦 の 喜びを少しでも心身障害児のみなさんのため役立てばと思っておりました。する もお役に立てていただきたいと思いお送りします 。 名古屋市麻生 128

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