この子らを救わん 愛の「おぎゃー献金」物語

このたび長男を出産いたしまして、今日めでたくお宮参りの日を迎えることがで きました。丈夫に 一日一日 を育っていき大きく変化していくわが子の顔をみるにつけ 、不 幸な子どもたちのことが思わ れてなりません 。 実は私、妊娠中(三か月)に患いまして手術をいたしました。胎児に影梱するのではないかとどん なにか心配しました 。義母 は次の子ということもあるから万一を考えて早い内に中絶することをすす めました 。 私は頑固にがんばって生むことにしました。 いろいろと病院の先生方に麻酔の胎児への影響などを聞いて歩きまし 。 出産までの七か月間、元 気な子が生 れてくるかどうか心配が脳襄を離れる日はございませんでした。 ですから元気でしかも望んでいた男児に恵まれましたこと言莱に尽くせぬ幸せでございます。この 幸せな気持をどんな形で役立てようかと思いました。主人と相談いたし して 、 『おぎゃー献金』と して献金させていただこうと決 めまし た。 貧乏ですので 心 ばかりですが 埼玉県 小茂田 の給料のうち 、 たいへん少な く 申し訳 ありませんが 、これからも 続け ていきたいと思い ます。 不幸な子どもたちが一日 も早くり つ ばに成長できる 日が くる ことを心からお祈りして おり 。 126

RkJQdWJsaXNoZXIy NDU4ODgz