この子らを救わん 愛の「おぎゃー献金」物語

なく、自分の子にもい つ発生するかわからない不幸に保険をかけているようなものだ 。 県 下 二三 0 人の産婦人科医を動員して始まった『おぎゃ ー 献金』運動は 、 もはや鹿児島だけのもの ではありません 。 南から北から 全国 的な運動とな っ て広がっ てきました。 私たちは、 『おぎゃ ー献金 」一 によって世論をおこし 、 政治に反映してもらおうと いうね らいだ。出産という事実は無限に続くもの なので 、 この運動もまた永遠だ。そこにこの運動の強味がある。 社会全体の義務だ われわれ芸能人も身障児 のため 献 金箱を 持ち歩いて 募金をお願いしているが 、これは人間として当 然やるべきことをしているま のことだ。本来国がやるべき仕事だが、現在の政治家連中ときたら 、 総裁公選に数億円を使ったり 、 われわれから八五%という高い税金をとっていながら 、 こうした不幸 な人たちのために尽くすという意識を持っていない。まった なげかわしいことだが、現実問題とし て仕方がない で 、 われわれだけでも立ち上がったわけだ。 出産がある限り献金は続く 俳優森繁久弥 「日 母」鹿児島県支部長 土橋英夫 14

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