この子らを救わん 愛の「おぎゃー献金」物語

く第 3 章> 『おぎゃー献金』が呼んだ社会的反響 『 おぎゃー献金 』 全国運動に発展 (「南日本新聞」昭和 3 9 年 4 月 8 日 ) と賛成意見を述べ 遠矢氏の話「昔、医は に約百六十万人の赤ちゃん 、 これが国 の心身障害児対策に対する呼び 」 恵まれない身体障害児を救おうと、今年から県 I f 喜びの寄金運動“は 『 お ぎ ゃ ー献 金』と名付けられ、全国的な運動に発展した 。 このほど東京で開かれた日本母性保護医 協会総会に鹿児島のお医者さんたちが提案 、 満場一致で決まった。 赤ち ゃ んが生まれると母親はまず「五体そろっているかどうか」と 赤ちゃんを出産させたときが一番うれしいという。反面、母や に不具だったり 、 障害の重い赤ちゃんもいる。健康な赤ちゃんを生むことのできた母 師とが感 謝の気持ちを献金で表わし、集まった金を不幸な子どもたちのために、 、『 お ぎゃー献金」。 これは さる 一月、鹿児島市で開かれた日本母性保護医協 会鹿児島県支部総会に大 口市の遠矢 善栄医 101

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