この子らを救わん 愛の「おぎゃー献金」物語
く第 3:l;'t> 『おぎゃー献金』 が呼んだ社会的反響 奇形児救済に 1 1 愛の十円玉献金“ (「南日本新聞」昭和 3 9 年 1 月 2 7 日 ) 大口市に脳性麻痺 を紹介、この記事を読 い 、 一家に世間の温かい同情が 、 励ましの手紙や慰問品が送 いた手紙は約五百通。中には 三人姉妹の調髪を一手 かって出 、 三週間に一度、店の定休日を利用して 、 童話や歌で慰め 、 三人姉妹のやさしいお 姉さんになっている。 「健康な赤ちゃんが生まれたとぎ 、 立ち合った医師とその母親とが”喜びの十円寄金 I I をして 、 そ れを心身障害児の施設を造る基金にしよう 」 という呼びかけが 、 二十六日の日本母性保護医協会の鹿 児島県支部総会で行なわれ 、 満場一致で決謙。奇形児 、 麻性小児麻痺など不幸な重症心身障害児に愛 の手を差しのべるため、十円寄金を全国的な社会運動にまで盛り上げ 母性保護医協会の鹿児島県支部総会は日本産科婦人科 学 会と合同で 、 二十六日午前十時から鹿児島 市山下町 鶴丸荘で開かれ 、 「アザラシ肢症」など異常妊娠による奇形児の病例報告を告む八つの 一 99
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